KEKが仙台市で講演会

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)と東北大学大学院理学研究科物理学専攻素粒子実験グループは6月6日午後1時30分~同4時、仙台市(宮城)青葉区の「エル・パーク仙台」のギャラリーホールで「宇宙と素粒子の謎を解き明かす 最先端の3次元半導体検出器」をテーマに講演会を開催する。講演会では、宇宙の謎を探るX線、素粒子などを精密に測定できる最先端3次元放射線検出器(SOI検出器)についてや、ブラックホール、宇宙の進化をどう解明するか、国際リニアコライダー(ILC)でどのようにヒッグス粒子の正体に迫るかなどについて、分かりやすく解説する。講演は、▽「SOI検出器を使ってILCでヒッグス粒子の正体に迫る」(東北大学・山本均教授)▽「3次元半導体検出器で切り拓く放射線イメージング」(高エネルギー加速器研究機構・新井康夫教授)▽「ブラックホールと宇宙の進化をSOI検出器で探る」(京都大学・鶴剛教授)などが行われる。参加は無料。定員230人。参加申し込みは、案内ページの応募用紙に記入して、FAX (022-795-6729) 、あるいは(Eメール:soi.kouenkai@gmail.com)で。問い合わせは、東北大学大学院理学研究科物理学専攻素粒子実験グループ(TEL022-795-5730)へ。