中間貯蔵施設会社と汚染土壌減容化などで連携・協力協定
:国立環境研究所(2015年5月7日発表)

 (国)国立環境研究所は5月7日、中間貯族・環境安全事業(株)(JESCO)と、東京電力福島第一原子力発電所事故による汚染土壌の減容化技術などの研究開発で連携・協力に関する協定結び、5月11日に締結式を行うと発表した。

 JESCOは、平成16年4月に設立された。ポリ塩化ビフェニール(PCB)の受託処理を行う国が出資する特殊会社。平成26年12月に、「中間貯蔵・環境安全事業株式会社法」の施行で、中間貯蔵事業の技術的知識の提供や調査研究・技術開発などがJESCOの事業として盛り込まれた。

 減容化などの業務を行うために、汚染された廃棄物処理や中間貯蔵に関連する研究実績のある国環研との連系が不可欠となっている。こうしたことから国環研とJESCOは、中間貯蔵施設での除去土壌の減容化など処理技術に関して研究開発を協力して推進していくことで協定を結んだ。

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