試験設備などを一般に開放、利用者を募集
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月17日、同機構の試験設備を一定期間有償で企業など一般に使ってもらう「施設設備等供用制度」の平成26年度第1回分の募集を行うと発表した。
 今回募集するのは、調布市(東京)の「航空本部 調布航空宇宙センター」、つくば市(茨城)の「環境試験技術センター」「有人宇宙ミッション本部」、大阪市(大阪府)の「産業連携センター 関西サテライトオフィス」などが管理している設備の利用者。
 調布航空宇宙センターでは、▽50t油圧疲労試験装置、▽超音速風洞、▽汎用飛行シミュレータ設備、など26種類の機器、環境試験技術センターでは、▽スペースチャンバ、▽大型振動試験設備、▽磁気試験設備、など16種類、有人宇宙ミッション本部では、▽細胞培養装置グランドモデル、など4種類、関西サテライトオフィス管理分では、▽振動試験装置、など2種類の機器を使用できるとしている。
 利用期間は、調布航空宇宙センターが平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間、ほかは、平成26年4月1日から同9月30日までの間で、点検日やJAXAの事業計画などにより使用できないことがある。申し込みは、JAXA案内ページの各施設蘭にある申込書に記入して提出。締め切りは、2月12日(必着)。
 問い合わせ・提出先は、▽環境試験技術センター:〒305-8505茨城県つくば市千現2-1-1(独)宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター環境試験技術センター(TEL050-3362-6370、5876、FAX029-868-2967)、Eメール:SHIKEN-KYOUYOU@jaxa.jp▽航空本部 調布航空宇宙センター:〒182-8522東京都調布市深大寺東町7-44-1同機構航空本部事業推進部設備等供用担当(FAX0422-40-3121)、Eメール:SETSUBI_CHOFU@jaxa.jp▽有人宇宙ミッション本部:〒305-8505茨城県つくば市千現2-1-1同機構有人宇宙ミッション本部事業推進部設備等供用担当(TEL050-3362-4421、FAX029-868-3950)、Eメール:tamayama.toko@jaxa.jp▽関西サテライトオフィス:同機構産業連携センター小型衛星事務局設備等供用担当(TEL029-855-8140、FAX029-855-9815)、Eメール:kyouyou-info@aes.co.jp

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