全国発明表彰で「文部科学大臣発明賞」を受賞
:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究機構は6月19日、公益社団法人・発明協会主催の平成24年度「全国発明表彰」で「文部科学大臣発明賞」を受賞したと発表した。
 全国発明表彰は、1919年(大正8年)に科学技術の振興、産業経済の発展に大きく貢献している発明を行った功績者を表彰しようと創設された歴史ある賞。
 同機構がこの全国発明表彰を受けるのは、今回が初めて。
 今回の表彰は、同機構サイアロンユニットの廣崎尚登ユニット長が、(株)三菱化学科学技術研究センター・上田恭太主任研究員、東京工科大学・山元明名誉教授と共同で行った研究開発「白色LED(発光ダイオード)の演色性を向上させる赤色蛍光体の発明」に対し行われたもの。この発明は、既に実用化され、照明や液晶用バックライトなどさまざまな用途に使われている。

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