筑波大学は8月10日、福島県いわき市と「震災復興に向けた連携及び協力に関する協定」を締結した。
同大学は、今年5月に「筑波大学東日本大震災復興支援プログラム」を立ち上げており、その一環として、いわき市と協定を結んだもの。
協定式には、いわき市の渡辺敬夫市長、同大学の山田信博学長らが出席。渡辺市長が「私たちは、地震、津波、余震、原発、そして風評被害という幾重にもわたる困難に直面している。行政だけでなく、大学との連携・協力の中で解決策を見出していきたい」と述べ、山田学長が「直面する様々な問題解決には、連携、協同が何よりも重要。スピード感を持って取り組んで行きたい」と総合大学の知見を活かして取り組んでいくことを約束した。
No.2011-32
2011年8月8日~2011年8月14日