自主防災の活性化モデル事業を開始:防災科学技術研究所

 (独)防災科学技術研究所は9月14日、愛知県、特定非営利活動法人のNPO愛知ネットと協力して自主防災活動の活性化モデル事業を愛知県内の6市町で実施することになったと発表した。
 この自主防災活動の活性化モデル事業は、地域内の災害時の危険個所を明らかにして災害時の行動のマップを作成する「防災マップ作り」などを地域住民が主体になって行い、この事業を通じての人的ネットワークの構築によって自主防災活動の活性化を図ろうと実施するもの。
 実施するのは、愛知県内の安城市、春日井市、田原市、豊橋市、半田市、吉良町の6市町。事業では、地域住民が主体となっての「防災マップ作り」、災害時に起こりうる状況と課題への対策をドラマ仕立てにして地域の人々に見てもらう「防災ドラマ作り」、避難所運営訓練、をそれぞれ実施する。
 同研究所は、今年度をこの事業の試験運用期間と位置づけ、来年度からは一般公募で参加地域を決める方式で実施していきたいとしている。

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