「宇宙飛行士」募集、過去最高の応募者を記録
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月24日、4月1日から6月20日まで公募していた国際宇宙ステーション(ISS)搭乗宇宙飛行士の応募者数が過去最高の963人だったと発表した。
 JAXAの前身の宇宙開発事業団時代を含め宇宙飛行士の候補者募集は、今回が5回目。第1回目の募集が行われたのは、1983年末から翌年初めにかけてで、533人の中から毛利衛さん、向井千秋さん、土井隆雄さんの3人が選ばれ、以来4回の募集で合計8人の宇宙飛行士が誕生している。
 今回の応募者は、これまでの最多だった4回目より99人多く、男性839人(87%)、女性124人(13%)。女性が100人を超したのは初めて。
 年齢別では、30~40歳が651人と最も多く、68%を占め、41歳以上も129人(13%)いる。
 今回、宇宙飛行士の候補者として採用する予定人数は3人以内なので、30倍を超す競争倍率になり、英語試験、書類選考、第1次・2次・3次選抜を経て来年2月下旬頃決定する。

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