(独)国立環境研究所は4月23日、同研究所のホームページに「大気汚染予測システム」サイトを開設し、日本と東アジアの大気中の光化学オキシダント、二酸化窒素の濃度予測情報の提供を開始したと発表した。
このシステムは、東アジア全域、日本、関東の各地域の大気中の光化学オキシダント、二酸化窒素の濃度が時間を追ってどう変わっていくかを予測し、その予測情報をそれぞれの地図上に色で表示するというもの。ホームページアドレスは、http://www-gis.nies.go.jp/。画面の地図から東アジア、日本、関東のいずれかを選ぶと、当日と翌日の2日分の大気濃度予測値の時間変化がメッシュマップ(予測図)として表示される。予測精度は、関東地域が5km、日本全域が25km、東アジアが100km。
予測情報の更新は、毎日1回、午前9時に行われる。
No.2008-16
2008年4月21日~2008年4月27日