筑波技術大学は10月29日、世界最古の障害者(聾者)のための高等教育機関として知られる米国のギャローデット大学(ワシントン市)と大学間交流協定を結ぶことになったと発表。11月2日、つくば市(茨城)の同大学にギャローデット大学のロバート・ダヴィラ学長を招き締結式を行った。
ギャローデット大学がリンカーン大統領の支援を得て創立されたのは1864年で、140年以上の歴史を持つ。一方の筑波技術大学は、世界で3番目の障害者の大学で、20年前に国立大学としてつくば市に創設された。
今回の協定は、筑波技術大学創立20周年記念事業の一環として結ばれたもの。両大学は、姉妹大学として相互交流を活発化して聴覚障害者の高等教育発展に結びつけたいとしている。
No.2007-43
2007年10月29日~2007年11月4日