産総研と商工中金が協力協定を締結

 (独)産業技術総合研究所と商工組合中央金庫(商工中金)は4月26日、産業振興に関する相互協力を推進する協定を締結したと発表した。産総研が金融機関と協定を結ぶのは今回が初めて。
 産総研が進める産学官連携と商工中金の中小企業支援を相互に協力して行い、中小企業の競争力強化と活性化を図るのが目的。
 具体的には、全国の商工中金の支店網を通じて技術的な支援を必要としている中小企業を産総研に紹介。産総研は、技術的なアドバイスのほか、必要に応じて共同研究、受託研究、技術移転などを行う。
 また、連携活動の進捗状況や成果を把握するための「連絡協議会」を設けるほか、中小企業の研究開発を活発化させ、新産業を起こすことを目指しての「技術交流会」を共同で開催する。

 詳しくはこちら