小惑星探査機「はやぶさ」が地球に向け飛行を開始:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は4月25日、小惑星探査機「はやぶさ」が同日午後2時半、地球に向けての巡航運転に入ったと発表した。
 「はやぶさ」は、平成17年(2005年)11月に地球から約3億km離れた小惑星「イトカワ」に着陸、サンプル採取にチャレンジした後離陸したがトラブルに見舞われ、以来「イトカワ」の近くを飛行し続けていた。順調にいけば平成22年(2010年)6月に帰還する予定という。
 ただ、エンジン(イオンエンジン)4基の内、作動しているのは1基だけなため、地球帰還までもつかどうかは不透明な状況にある。

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