大型ロケット「H-II」を復元して展示:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は4月16日、つくば市(茨城)の同機構筑波宇宙センターで「H-II」ロケットの復元展示を報道陣に公開、21日から一般公開をはじめた。
 実物の大型ロケットの常設展示は、国内で初めて。同センターの正門近くの屋外に横置きで展示されている。
 H-IIは、全長約50m、直径同4m、重さ同24tの2段式ロケットで、1994年に1号機の打ち上げに成功したが、その後2機続けて打ち上げに失敗し、現在の「H-IIA」ロケットに引き継がれた。
 今回展示された実物のH-IIロケットは、地上燃焼試験用の1段目をはじめ分散して保管されていた部品を集めてかつての雄姿に組み上げた。
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筑波宇宙センター内に復元展示した「H-II」(提供:宇宙航空研究開発機構)