宇宙実験棟「きぼう」の1、2便打ち上げを延期
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は4月17日、日本人宇宙飛行士・土井孝雄さんらが乗り組み、国際宇宙ステーション(ISS)に建設する日本の宇宙実験棟「きぼう」の第1便として、その船内保管室を運ぶスペースシャトル「エンデバー」の打ち上げが、予定の今年12月から2008年2月14日以降(米国時間)に延期されることになったと発表した。
 今年2月にNASA(米航空宇宙局)のケネディー宇宙センター(フロリダ州)に降った雹(ひょう)でスペースシャトル「アトランティス」の外部タンクが損傷し、その修理の影響による延期という。
 第1便に続き「きぼう」の船内実験室とロボットアームを運ぶ第2便(日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんらが搭乗)には、これまで「アトランティス」が使われる予定だったが、「ディスカバリー」に変更、打ち上げも2008年2月から同年4月24日以後(同)に延期された。
 日本実験棟の船内保管室は、既に船便で米国に運ばれ、ケネディー宇宙センターに運び込まれている。

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