高山帯モニタリングで長野県と基本協定を締結
:国立環境研究所(2016年2月15日発表)

 (国)国立環境研究所は2月15日、長野県内の高山帯のモニタリングを一層促進するため、長野県と連携事項を盛り込んだ基本協定を締結すると発表した。

 同研究所では、地球温暖化の影響の出やすい高山帯の生態系を高解像度定点カメラで連続撮影し、長期的な変化を解析する研究を進めている。長野県内でも多くの撮影ポイントを高山帯に設置して変化を観察している。

 この協定では、長野県の山岳環境や生物多様性の保全に向けての取り組みについて相互に連携・協力することや、高山帯モニタリングの一層の促進に向けて、撮影ポイントの新設や撮影された画像の利用など、国環研と長野県が連携・協力を進めることを盛り込んでいる。

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