中央農研が市民講座「薬用作物を活用した6次産業化の可能性と課題」

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは3月14日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「薬用作物を活用した6次産業化の可能性と課題」を開催する。講師は、中央農研農業経営研究領域の後藤一寿主任研究員。漢方の原料や歯磨き粉、入浴剤などの薬用製品の原料となっている薬用作物だが、原料となる生薬の大半は中国からの輸入となっている。一方で近年の需要増加で価格が高騰し、入手が難しくなっている。そういった中で薬用作物の生産振興は重要な課題。この講座では、薬用作物の定義や栽培状況、6次産業化へ向けた可能性などを分かりやすく解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。