農研機構がシンポジウム

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は3月12日午後1時から、東京・外神田(千代田区)の秋葉原ダイビルにある秋葉原コンベンションホールで、農研機構シンポジウム「ICT技術の開発と実用化に向けて-農業情報の共通化・標準化-」を開催する。農業での情報通信技術の利用が進むにつれ、異なるシステム間での情報のやり取りや連携が難しくなっている。このシンポジウムでは、農研機構での農業ITC、特に共通化・標準化に関する研究の現状を報告するとともに、農業情報の共通化・標準化に向けた研究推進や問題点を討議する。プログラムは、▽基調講演「分野横断的に利用可能な共通語彙体系とその活用」(国立情報学研究所・武田英明教授)、▽「農業における標準化に係わる検討状況」(農林水産省)、▽「農業IT分野における標準化・共通化の取り組み」(農研機構中央農業総合研究センター)、▽「稲作語彙体系構築に向けて」(同)、▽「作業技術分野における標準化の取り組み」(同)、などの発表に続き、総合討議が行われる。参加は無料。定員100人程度。申し込みは、氏名、所属(連絡先)を明記してEメール(hayatk@affrc.go.jp)で。締め切りは3月6日。問い合わせは、農研機構中央農業総合研究センター情報利用研究領域(TEL 029-838-7176)へ。