JIRCASがアフリカ開発会議に合わせワークショップ

 (独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、国際農業研究協議グループ(CGIAR )基金事務局と共催で5月31日午後1時から、東京・弥生(文京区)の東京大学弥生講堂一条ホールでワークショップ「アフリカ農業研究の新たな展開」を開催する。これは、6月1~3日に横浜市(神奈川)で開かれる第5回アフリカ開発会議(TICAD-Ⅴ)に合わせて開かれるもので、アフリカでの最新の農業研究の動向とJIRCASの活動を広く紹介する。主なプログラムは、国際農業研究機関のアフリカでの活動について、CGIAR傘下のアフリカライスセンターのパパ アブドゥライ セック所長が「アフリカにインパクトを与えるコメ研究」のテーマで講演。CGIAR 基金事務局や国際熱帯農業センター、国際林業研究センターなど国際機関の関係者が活動を紹介する。また、JIRCASのアフリカでの研究活動について、▽稲作研究▽ヤム・ササゲ研究▽水利用技術▽植林CDM(クリーン開発メカニズム)などについて、担当研究者が研究成果を報告。さらに、「TICAD-Ⅴと農業技術開発研究」のテーマで総合討論が行われる。日英同時通訳付き。参加は無料で当日受け付け。問い合わせは、JIRCAS情報広報室(TEL029-838-6708)へ。