産総研が先進製造シンポジウム

 (独)産業技術総合研究所は、12月26日午後1時から東京・芝公園3丁目(港区)の機械振興会館で「先進製造シンポジウム―グローバル競争を勝ち抜くための製造業の研究開発と産総研の展開」を開催する。わが国の製造業は、激化するグローバル競争の中にあって、生産拠点の海外シフトと国内雇用の維持との両立が課題となっている。このシンポジウムではそうした課題を乗り越えるための研究開発と事業化について、業界をリードする企業各社が最新事情を紹介し、さらに産総研の研究開発の成果を報告する。主なプログラムは、▽電子部品のプロセスイノベーション<(株)村田製作所・田中伸彦材料開発2部長>▽SiCパワー半導体モジュール用高耐熱部品の開発<産総研先進プロセス研究部門・明渡純上席研究員、同・平尾喜代司主幹研究員>▽スマートエネルギー社会を支えるエネルギーデバイス・材料の事業化<住友大阪セメント(株)新規技術研究所電池材料研究グループ・中別府哲也担当部長>▽上流設計の方法論、適用例、そして課題<(株)東芝研究開発センター・大富浩一参事>▽総合機械メーカーにおける技術課題とトライボロジーの役割<(株)IHI技術開発本部・君島孝尚本部長付>、ほかの講演が行われる。参加は無料。定員150人。申し込みは、参加フォームから、または、所属・氏名(ふりがな)・連絡先(メールアドレス・電話番号:いずれも任意)・交流会出欠を記載してEメールか、FAX(052-736-7405)で。問い合わせは、同シンポジウム事務局(TEL 052-736-7378)へ。