新たに導入するジェット飛行実験機、愛称は「飛翔」に
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月12日、新たに導入するジェット飛行実験機の愛称を「飛翔(ひしょう)」に決めたと発表した。
 この実験機は「ジェットFTB(ジェット・フライング・テスト・ベッド)」と呼ばれ、国産ジェット旅客機の開発や、次世代航空技術の飛行実証に使う。米国セスナ社の双発中型ビジネスジェット機「サイテーション・ソブリン」に各種の計測装置を搭載するなどの改造を加えて導入する。
 今年4月からの運用開始を前に昨年9月から11月にかけ一般から愛称を募集したところ、3,928件の応募があり、その中から最も多かった「飛翔」(125件)を採用した。
 導入するジェットFTBは、最大巡航速度マッハ0.8(時速約960km)で飛行でき、14,300mまで上昇することが可能で、航続距離は5,341km。

詳しくはこちら

JAXAが新たに導入するジェットFTB「飛翔」のイメージ図(提供:宇宙航空研究開発機構)