ノーベル賞の小林さんに名誉市民の称号贈る:つくば市

 つくば市(茨城)は1月7日、同市内のホテルで、昨年ノーベル物理学賞を受賞した高エネルギー加速器研究機構(KEK)の小林誠名誉教授(64歳)に名誉市民の称号を贈る顕彰式を行い、市原健一市長が名誉市民の顕彰状と記念盾を手渡した。
 小林さんが、つくば市になる前の桜村に住居を構えたのは1979年。約30年の市民歴を持ち、つくばでの研究歴が最も長い。それだけに感無量の様子で「ノーベル賞の対象となった研究は、その前の京都(大学)で行ったものだが、実験的検証はKEKの高エネルギー加速器『Bファクトリー』で行われた。このことは受賞理由にも挙げられており、私とつくばの両方にとって嬉しいこと」と感想を語った。

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