(独)国立科学博物館筑波実験植物園は3月4日、ワシントン条約で移動禁止に指定されている貴重な種類を含む約50点の蘭を展示する「つくば蘭展・ミニ」を3月8日から23日までつくば市(茨城)の同実験植物園で開催すると発表した。
同実験植物園は、世界有数の野生蘭保存施設として知られる。今回は、葉のない野生蘭「キロキスタ」や、環境省指定の絶滅危惧種「リュウキュウカイロラン」のほか、先般東京ドームで開かれた世界蘭展で最高賞の「日本大賞」を受賞したつくば市在住の斉藤正博氏の作品「ユーロフィエラ・レンプレリアナ」も展示される。参観料は、大人300円(高校生以下は無料)。問い合わせは、同植物園(TEL 029-851-5159)へ。
No.2008-9
2008年3月3日~2008年3月9日