(独)宇宙航空研究開発機構は10月19日、学校法人慶應義塾とシステムエンジニアリング分野の協力を進めるため協力協定を締結したと発表した。
宇宙分野の大規模システムの開発には、米国のアポロ計画で見られたように複雑なシステムを最適化するシステムエンジニアリング(システム工学)が不可欠といわれる。今回の協定に基づき両機関は、システムエンジニアリング技術の適用手法などに関する共同研究を行い、宇宙・航空技術の水準向上を図るとしている。
また、慶應義塾大学大学院に来年4月システムデザイン・マネジメント研究科が開設されることから同研究科と同機構の人材交流にも力を入れていくとしている。
No.2007-41
2007年10月15日~2007年10月21日