まだ名が付いてない小惑星の名称を一般から募集
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は8月23日、「宇宙の日」(9月12日)の記念行事の一つとして、宇宙にあるまだ正式な名称が付いていない小惑星の名前を広く一般から募集すると発表した。
 小惑星は、太陽の周りを回っている数多くの小さな星のことで、火星と木星の間に多く存在する。その数は、軌道が分かっているものだけでも16万個以上に達する。
 これら一つ一つの小惑星の名前については、国際天文学連合(IAU)がその小惑星を発見した人に提案する権利を与えている。今回の名前の募集は、提案権を持つ発見者の賛同を得て行うもの。選考は、9月15日に「宇宙の日」記念行事として釧路市(北海道)の「釧路市交流プラザさいわい」で開かれる「スペーストークショウ」に参加した子ども達と日本人宇宙飛行士が行い、そこで決まった名前がIAUに提案される。応募の締切は、9月7日。問い合わせは、窓口の(財)日本宇宙フォーラム(TEL 03-5200-1301)へ。
 同機構は、昨年も同様の募集を行ったが、その小惑星には「HYAKUMANGOKU(百万石)」の名が選ばれ、IAUに提案された。

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