農研機構がつくばエキスポセンターで展示
―農村工学研究部門の成果や研究を紹介
:農研機構(2016年6月1日発表)

 (国)農研機構は6月1日、つくばエキスポセンターの「サイエンスシティつくば再発見」コーナーで、9月4日まで農村工学研究部門の特別展示を行うと発表した。

 「未来の農村を創る研究」をテーマに、農村工学に関わる研究成果をパネル展示やイベントなどを通して紹介する。

 農研機構は食料・農業・農村が直面する様々な問題の解決などに取り組んでいる国の機関で、正式名称は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構。2001年に12の国の研究機関を整理統合、さらに2016年に農業生物資源研究所、農業環境技術研究所、種苗管理センターを統合し、現在5つの地域農業研究センター、7つの研究部門、3つの重点化研究センターなどを抱える試験・研究・技術開発などの総合機関。

 今回特別展示するのは農業土木をはじめとした工学関係の業務を行っている農村工学研究部門で、過去、現在、未来の主要な話題や関心事をパネルで展示したり、実験・体験、ミニ講演などで分かりやすく紹介する。

 例えば、田んぼの変遷、畑のいろいろな灌漑(かんがい)方法、グーグル・アースを利用した耕作放棄地の画像化、農業用水路トンネルの無人点検ロボット、緩やかな勾配でも発電できる水車、牛の糞尿や生ごみから肥料とエネルギーを作る技術、等々の紹介がある。

詳しくはこちら

つくばエキスポセンター展示 サイエンスシティつくば再発見はこちら