畜産草地研がセミナー

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の畜産草地研究所は10月2日午後1時20分から、味の素アニマル・ニュートリション・グループ(株)、住友化学(株)と共同で東京・江東区の「ティアラこうとう(江東公会堂)」でセミナー「アミノ酸添加低タンパク質飼料給与技術による畜産の環境負荷低減とクレジット制度の利用によるその普及」を開催する。
 環境へ配慮した畜産技術、温室効果ガスの排出削減量・吸収量を認証するJ-クレジット制度の活用などについての研究成果の報告などが行われる。研究報告では、「豚・鶏におけるアミノ酸栄養を利用した環境負荷の低減」(農研機構畜産草地研究所)▽「アミノ酸添加低タンパク質飼料給与技術による養豚からの温室効果ガス排出削減」(同)▽「農林水産分野におけるJ-クレジット制度の活用について」(農林水産省環境政策課)▽「養豚農家としてJ-クレジット制度の実施を通じて分かったこと」((有)黒潮ポーク)などが行われる。参加費は無料。事前の申し込み不要。定員は200人。問い合わせは、畜産草地研究所(TEL 029-838-8249)へ。