つくばで記念シンポジウム「サイエンスフロンティアつくば2013」

 茨城県とつくばサイエンス・アカデミー((財)茨城科学振興財団)は11月2日午後1時から、つくば市(茨城)竹園の「つくば国際会議場」で記念シンポジウム「サイエンスフロンティアつくば2013‐先端科学・技術をビジネスへ‐」を開催する。2013年が、筑波研究学園都市建設の閣議了解から50年、江崎玲於奈博士のノーベル賞受賞から40年、自然科学分野の研究者を顕彰する江崎玲於奈賞の創設から10年を迎える節目の年にあたり、つくばからのメッセージの発信として開催する。
 シンポジウムでは、2010年にノーベル化学賞を受賞した米・パデュー大学特別教授で(独)科学技術振興機構総括研究主監の根岸英一氏が、「夢を持ち続けよう!-d-block 遷移金属触媒が21世紀を救う」と題して講演。江崎 玲於奈つくばサイエンス・アカデミー会長と対談を行う。また、トヨタ自動車(株)技監の渡邉浩之氏、(独)科学技術振興機構理事長の中村道治氏、第1回江崎賞受賞者で東京大学教授の荒川泰彦氏ら産官学の各界から「つくばへの期待」のテーマで提言を行う。続いて、物質・材料研究機構理事長の潮田資勝氏、産業技術総合研究所理事長の中鉢良治氏、農業・食品産業技術総合研究機構理事長の堀江武氏、筑波大学学長の永田恭介氏、日本電気(株)中央研究所理事の田原修一氏に、提言者の3氏がパネリストとして加わりパネルディスカッションを展開する。入場は無料。参加申し込は、ホームページから、または、チラシの裏面申し込み用紙に記入の上、事務局までFAX(029-861-1209)で送付。問い合わせは、つくばサイエンス・アカデミー事務局(TEL029-861-1206)へ。