農研機構が放射性物質対策研究シンポジウム

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は5月15日午後2時~同5時30分、福島市(福島)の「コラッセふくしま」多目的ホールで「福島の農業再生を支える放射性物質対策研究シンポジウム」を開催する。シンポジウムでは、▽農地における放射性物質の動態解明(農業環境技術研究所)▽農地除染及び農産物への放射性物質の移行低減技術(農研機構)▽福島県の取組と今後の計画(福島県農業総合センター)などの講演が行われる。また、「営農再開・農業再生に向けた研究をどう進めるか」をテーマにパネルディスカッションが行われる。パネラーとして、菅野典雄・飯館村村長、野中昌法・新潟大教授、根本圭介・東大大学院教授、後藤逸男・東京農大教授、中谷誠・農水省農林水産技術会議事務局研究統括官、沢田吉男・福島県農林地再生対策室長らが出席する。参加は無料。定員250人。申し込みフォームから申し込み。先着順。問い合わせは、農研機構総合企画調整部・シンポジウム事務局(TEL029-838-8285)へ。