(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と(独)情報通信研究機構(NICT)は3月20日、東北地方太平洋沖地震の災害対策支援としてJAXAの超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)を介したブロードバンド回線を構築したと発表した。
ブロードバンドの回線接続場所は、岩手県災害対策本部と、釜石市(岩手)に設置されている現地対策本部、JAXAの筑波宇宙センター(茨城)の3地点間。気仙沼(宮城)の消防本部と東京消防庁作戦室間。
構築されたブロードバンド回線の通信速度は、20~30Mbps(メガビット毎秒:メガは100万)で、インターネットの接続、IP電話(インターネット回線を使った電話)、ハイビジョンテレビ会議などが行えるとしている。
No.2011-11
2011年3月14日~2011年3月20日