国土地理院が企画展「地図で見つけた 私が知らない私の街」開催

 国土交通省国土地理院は8月31日まで、つくば市(茨城)北郷の同院「地図と測量の科学館」で企画展「地図で見つけた 私が知らない私の街」を開催している。自分が暮らしたり働いたりしている周辺の土地の様子は、開発や産業、環境の変化などで変わってきている。この企画展では、そうした土地の変化を今と昔の地図や写真で紹介している。主な展示内容は、▽首都圏の原風景:「100年前の関東平野―水のながれと人々の往来」、「利根川全図」、▽大きな変貌を遂げた地域:東海道から外れた海辺の小さな村から大都会へ…横浜、▽時代とともに移り変わる風景:科学万博の会場跡地は工業団地…つくば、▽昔ながらの街並みや風景が今に残る:城下町(土浦)、門前町(成田)、宿場町(取手)、など納得したり、知って驚いたりの興味深い地図や写真が展示されている。入場は無料。月曜日休館(月曜日が祝日のときは翌火曜日)。開館時間は午前9時30分~午後4時30分。問い合わせは、同館(TEL029-864-1872)へ。