生物研が第53回ガンマーフィールドシンポジウム

 (独)農業生物資源研究所(生物研)は7月16日午前10時15分から、水戸市(茨城)三の丸の三の丸ホテルで「第53回ガンマーフィールドシンポジウム―環境と戦う遺伝子と突然変異」を開催する。同シンポジウムでは、主に植物を対象に突然変異に関する育種学、遺伝学、放射線生物学などの研究成果や最新情報を発表している。主なプログラムは、「植物の環境ストレス耐性機構と分子育種」(東京大学・篠崎和子氏)、「放射線突然変異育種50年の歴史」(国際農林水産業研究センター・中川仁氏)の特別講演のほか、「超低濃度の窒素栄養を効率よく吸収するメカニズム」(理化学研究所・木羽 隆敏氏)、「突然変異による低カドミウム米の作出と土壌浄化イネの開発」(農業環境技術研究所・石川覚氏)、「いもち病抵抗性遺伝子の病害抵抗性の仕組み」(農業生物資源研究所・林長生氏)ほかの一般講演に続き、総合討論が行われる。参加は無料。定員120人。申し込みは、案内ページから。締め切りは7月7日、先着順。問い合わせは、シンポジウム事務局(株)ディーワークス(TEL 03-5835-0388)へ。