(独)建築研究所は8月22日、今年度2回目の「住宅・建築物省CO2先導事業」の募集を開始したと発表した。
この事業は、家庭や業務部門のCO2排出量が増加傾向にあることから、省CO2の実現性に優れた住宅・建築プロジェクトを広く一般から募り、費用の一部を補助しようというもの。今年度1回目の募集は、7月25日に結果が公表され、15件の提案が採択されている。
募集するのは、[1]住宅・建築物の新築、[2]既存の住宅・建築物の改修、[3]省CO2のマネジメントシステムの整備、[4]省CO2に関する技術の検証(社会実験・展示など)、のいずれか、またはそれらの組み合わせによるプロジェクト。
同研究所は、「全国の多様な省CO2対策を促進するため、波及性の高い中小規模プロジェクトや地方都市などのプロジェクト、共同住宅プロジェクト、既存住宅・建築物の抜本的な省CO2改修につながる取り組み、などの積極的な応募を期待する」といっている。
応募の締め切りは、9月28日(当日消印有効)。
公募概要は、http://www.kenken.go.jp/shouco2/apply.htmlに。
No.2012-34
2012年8月20日~2012年8月26日