筑波に3つの研究センターを開設
:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は4月1日、同日付けでつくば市(茨城)の同研究所内に「太陽光発電工学研究センター」、「ナノデバイスセンター」、「フレキシブルエレクトロニクス研究センター」の3研究センターを開設したと発表した。
 太陽光発電工学研究センターは、太陽光発電の高効率化・低コスト化・高信頼性化技術を民間企業と共同開発すると共に、次世代に必要な革新的基礎研究を行う。
 一方、ナノデバイスセンターは、同研究所が保有するナノテクノロジー分野の最先端技術と、スーパークリーンルームやナノプロセシング施設などの研究施設を駆使し、産学官連携によるナノテク分野のイノベーション(技術革新)実現の「協創の場」にする。
 また、フレキシブルエレクトロニクス研究センターは、軽い、薄い、柔軟性があるフレキシブルデバイスの技術開発を加速する。特に、ディスプレーやタッチパネル、センサーなど大面積の情報入出力機器に重点を置いて、デバイス技術、プロセス技術、材料技術の摺り合わせによる技術の高度化、製造プロセスの省エネルギー化に取り組む。

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