4種類の金属材料の疲労データシートを発行
:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究機構(NIMS)は3月31日、軸受鋼など4種類の金属材料の疲労データシートを同日付けで発行したと発表した。
 発行された疲労データシートは、[1]軸受鋼SUJ2(Fe-1C-1.4Cr)のギガサイクル疲労特性データシート「NIMS FATIGUE DATA SHEET No.112」、[2]ニッケル合金板アロイNW6617(Ni-22Cr-12Co-9Mo)の長期高温低サイクル疲労特性データシート「NIMS FATIGUE DATA SHEET No.113」、[3]溶接構造用圧延鋼SM490B荷重非伝達すみ肉溶接継ぎ手の疲労特性データシート「NIMS  FATIGUE  DATA  SHEET  No.114」、[4]チタン合金Ti-6Al-4V ELI(900メガパスカル級)の高応力比側ギガサイクル疲労特性データシート「NIMS  FATIGUE  DATA  SHEET  No.115」。
 軸受鋼SUJ2(Fe-1C-1.4Cr)については、回転曲げ疲労試験装置で得た100億サイクルまでの疲労特性が、またチタン合金Ti-6Al-4V ELIについても超音波疲労試験装置を使っての100億サイクルまでの疲労特性がそれぞれ記述されている。 

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