中高年者は自宅で運動の際、身近な動画媒体を好む:筑波大学
(2026年10月1日発表)
筑波大学は、中高年者が日常生活で無理なく運動を続けられる環境調査をしたところ、自宅で一人で運動の際、テレビ番組やYouTube(ユーチューブ)など使い慣れた動画媒体を好んで利用していることがわかったと、10月1日に発表した。
国内在住の2,400人を対象に、約1か月にわたりインターネットで調査した。
健康に関するアプリへの抵抗感、運動する時の環境、動画コンテンツの種類、動画の更新頻度などの回答を求めた。
それぞれ年代や人数が異なった。健康アプリの抵抗感は20歳代から70歳代までの1,200人、運動方法・動画コンテンツの選考は50歳代、60歳代、70歳代の中高年1,200人を分析に選んだ。
得られた回答は、居住地域の人口の多い「上位地域」と少ない「下位地域」に分類し、それぞれの傾向を比較した。
その結果、人口上位地域、下位地域共に、「自宅で一人で行う運動」(人口上位地域で43%)を選んだ人が多く、どんな運動もやりたくない人(同32%)もいた。
自宅で使う動画コンテンツは、両地域ともにテレビ番組(51%)やYouTube(29%)が多く、専用のアプリより日頃から利用しやすい身近な動画媒体が好まれた。
動画の更新頻度は、利用者が「自分で選ぶ」(38%)が多く、「同じ動画を繰り返し利用」(16%)が好まれた。
在宅運動の支援では、新しい専用アプリより使い慣れた動画を活用し、利用者が自分のペースで続けられる仕組みが必要であることがわかった。
無理なく自分の生活に取り入れ、長期間継続できる在宅運動支援システムの開発と、地域や医療・介護現場への社会実装に繋げたいとしている。



