研究員がIUPAPの「若手科学者賞」を受賞
:物質・材料研究機構(2015年8月10日発表)

 (国)物質・材料研究機構は8月10日、同機構スピントロニクスグループの林将光主任研究員が国際純粋・応用物理学連合(IUPAP)の「若手科学者賞」を受賞したと発表した。

 IUPAPは、1922年に結成された歴史ある各国の物理学会、学術アカデミーの連合組織。現在、59の国・地域の組織が加盟し、磁性の分野で優れた業績を挙げた若手の研究者に対し3年に一度「若手科学者賞」を贈っている。

 林主任研究員の受賞は、電子が持つ電荷とスピンの両方を利用する次世代のエレクトロニクス「スピントロニクス」の研究に取り組み、強磁性体の磁化を電気的に操作する技術開拓に貢献したことが高く評価されたもの。

 このほど、スペインのバルセロナ市で開かれたIUPAPの国際会議で授賞式が行われ、表彰された。

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