情報収集衛星の予備機、1月29日打ち上げ
:宇宙航空研究開発機構/三菱重工業(2014年12月4日発表)

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(株)は12月4日、情報収集衛星の予備機を平成27年1月29日にJAXAの種子島宇宙センター(鹿児島・南種子町)から「H-ⅡA」ロケット27号機で打ち上げると発表した。

 情報収集衛星は、安全保障や災害防止などのために必要な情報の収集を行う衛星。現在、日本は地表をカメラで撮影する光学衛星2機と、レーダーにより監視するレーダー衛星2機の計4機の情報収集衛星を運用している。

 光学衛星が天候のよい昼間しか使えないのに対し、地上を夜間や悪天候時でも監視できるのがレーダー衛星で、今回打ち上げるのはレーダー衛星。運用中のレーダー衛星3、4号機の故障やトラブル時のバックアップを担う予備機として打ち上げる。

 打ち上げ時間帯は、午前10時から正午の間で、天候が悪い場合に備え1月30日から2月28日までを予備日にしている。

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