大学院生対象の「産総研リサーチアシスタント制度」を新設
:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は2月19日、全国の優秀な大学院生を雇用し、同研究所が実施する国の研究開発プロジェクトに参画してもらう「産総研リサーチアシスタント制度」を新たに創設すると発表した。
 この新制度は、大学院生のまま1カ月のうちの一定の期間、産総研の研究開発に有給で参画し、経済的な不安なく学位取得のための研究が行えるようにするとともに、産総研で実施している社会ニーズの高い研究開発への参加を通じて、実社会での研究開発に必要とされる高度な研究実施能力や計画立案能力を大学院生のうちに身につけてもらおうと実施するもの。
 参画できるのは、つくば市(茨城)をはじめ全国10カ所の産総研の研究拠点などで実施されている国の研究開発プロジェクトで、①博士課程の大学院生の場合、1カ月の最大雇用日数は14日で、給与額は時給1,900円、②修士課程の場合は、同7日で、同1,500円。
 実施は、今年の4月1日からで、2月下旬から募集を開始する。

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