「六甲・淡路島」など都市圏活断層図を公開
:国土地理院(2014年10月30日発表)

 国土交通省国土地理院は10月30日、都市圏活断層として六甲・淡路島断層帯とその周辺など都市部にある3つの活断層帯について、7面の地図で位置情報などを11月1日からウェブで公開すると発表した。

 今回公開したのは、▽六甲・淡路島断層帯とその周辺「洲本」、「由良」、「鳴門海峡」、▽警固(けご)断層帯とその周辺「福岡(改訂版)」、「甘木」、「脊振山」、▽三峠(みとけ)・京都西山断層帯とその周辺「園部」、の計7面の地図。

 同院では、1995年度から全国の活断層帯のうち、都市周辺の特に地震の被害が広い範囲に及ぶと考えられる活断層帯について位置情報などを電子地図「2万5千分の1都市圏活断層帯」として公開している。空中写真の判読などによって位置や断層のズレの方向などをまとめており、地方自治体などによる防災計画の策定やハザードマップ作成の資料としての活用を期待している。

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