大学共同利用機関がシンポジウム「研究者博覧会」

 大学共同利用機関協議会は11月22日正午から、東京・丸の内(千代田区)の「東京国際フォーラム」で大学共同利用機関シンポジウム2014「研究者に会いに行こう!日本の学術研究を支える大学共同利用機関の研究者博覧会」を開催する。高エネルギー加速器研究機構や人間文化研究機構など全国の大学共同利用機関協議会が行っている最先端の研究を一般の人に知ってもらう取り組みの一環として開催する。研究者が自分の研究などについて語る「トークセッション」では、▽動物のからだの形づくりを探る(自然科学研究機構基礎生物学研究所・藤森俊彦教授)、▽僕が熱帯林研究を続ける理由(わけ):生物学から人間学へ(人間文化研究機構総合地球環境学研究所・阿部健一教授)、▽分子と生物:大型放射光で読み解く生命活動のしくみ(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所・千田俊哉教授)、▽人工知能グランドチャレンジ:ロボットは東大に入れるか(情報・システム研究機構国立情報学研究所・新井紀子教授)が講演。「ブースセッション」では、実験装置の展示やポスター、映像を使って各研究所の活動を紹介する。参加は無料。事前申し込みは不要。問い合わせは、同協議会広報ワーキンググループ事務局(0564-55-7628)へ。