中央農研が市民講座「作物研究所における小麦の育種について」

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センターは12月13日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「作物研究所における小麦の育種について」を開催する。講師は、農研機構作物研究所麦研究領域の乙部千雅子上席研究員。これまでうどん用が大部分だった国産小麦が、最近はパンに向くものが続々と出てきている。小麦の新品種はどのようにつくられるのか、うどんに向く小麦とパンに向く小麦とではどこが違うのか、最近の小麦の新品種開発について紹介する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。