気象・海洋などの「研究官」を5人公募
:気象研究所

 気象庁気象研究所は1月20日、「研究官」を5人公募すると発表した。
 研究官は、大学の「助教」に相当し、応募できるのは博士の学位を持つか、取得見込みの気象学の研究者。
 募集するのは、▽「気候研究部」で異常気象の機構解明と予測可能性の研究を行う研究官、▽「台風研究部」で台風の強度の推定と急発達の過程の解明、予測の可能性の研究を行う研究官、▽「環境・応用気象研究部」で地域気候モデルによる気候変動予測の研究を行う研究官、▽「気象衛星・観測システム研究部」で竜巻などの突風や局地的大雨を引き起こす積乱雲の現象解明と最適観測網の構築に役立つ研究を行う研究官、▽「海洋・地球化学研究部」で全地球の海洋モデルの高度化に関する研究を行う研究官、の5人。いずれも任期はない。
 公募の締め切りは、2月19日午後5時(必着)で、同研究所の選考採用委員会が書類審査と面接を行って採否を決める。
 採用の時期については、「4月1日以降なるべく早い時期」としている。
 応募書類は書留で、〒305-0052 つくば市長峰1-1 同研究所総務部総務課人事係へ。問い合わせは、TEL029-853-8555へ。

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