建築物の長期使用の研究成果をウェブサイトで公表
:建築研究所

 (独)建築研究所は8月28日、建築物の長期使用に関する研究(「建築物の長期使用に対応した外装・防水の品質確保ならびに維持保全手法の開発に関する研究」)の成果をウェブサイトに掲載したと発表した。
ウェブ版のURLは、
http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/publications/data/145/index.html
 わが国では、平成21年に「長期優良住宅の普及と促進に関する法律」が施工され、住宅・建築物の長期使用が望まれている。
 今回ウェブ版で公表した研究成果は、それに応えるための建築物の長期使用に対応した材料・部材の品質確保・維持保全手法開発の一環としてまとめたもの。仕上げ塗材・塗料▽タイル張り仕上げ、モルタル塗仕上げ▽外壁カーテンウオール▽メンブレン防水、シーリング防水などを対象に、経年変化の体系化や劣化度判定に使用する標準パターン写真の整備などを行なっており、「建築物の設計や維持保全に携わる関係各位に活用していただき、建築物の長寿命化、長期にわたる使用に寄与することを期待している」と同研究所の坂本雄三理事長はいっている。

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