国土交通省の国土技術政策総合研究所は8月29日、平成26年度に「重点研究」として新規の9研究課題を含む20の研究課題に取り組むための2億7千2百万円の予算要求をすることを決めたと発表した。
　重点研究として新規に取り組むのは、「安全・安心の確保」関連6課題と、「持続可能で活力ある国土・地域の形成と経済活性化」関連3課題の9課題。「新規要求課題名」は、次の通り。
　▽リスクマネジメントの観点を組み込んだ維持管理の持続性向上手法に関する研究
　▽津波防災地域づくりにおける自然・地域インフラの活用に関する研究
　▽巨大地震に対する中低層建築物の地震被害軽減技術に関する研究
　▽地震時の市街地火災などに対する都市の脆弱部分および防災対策効果の評価に関する研究
　▽戦略的な港湾施設の点検計画策定手法に関する研究
　▽空港舗装の点検・補修技術の高度化に関する研究
　▽住生活満足度の評価構造に基づく住宅施策の効果的実施手法に関する研究
　▽木造軸組図の標準化による住宅生産および改修の合理化に関する研究
　▽都市の計画的な縮退・再編のための維持管理技術および立地評定技術の開発

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