(独)物質・材料研究機構は8月6日、ネパールの「ネパール科学技術アカデミー(略称・NAST)」と8月1日に「包括協力協定」を結んだと発表した。
同アカデミーは、研究活動のほか、奨学金や研究費の支給、国際連携活動、学術活動の評価、政府の科学技術政策への助言など、広範な活動を行なっている職員数約150人の組織で、1982年の設立。
両者の交流は、2010年にネパール化学学会の会長が、つくば市(茨城)の物材機構を訪問したのに始まり、これまでに6人のネパール人研究者が同機構を訪れている。
同機構は、今回の協力協定締結で「学生やポスドクの派遣などの交流がより一層深まるものと期待される」としている。
No.2013-31
2013年8月5日~2013年8月11日