宮崎・小林市で全国初の災害情報利活用市捨身導入
:防災科学技術研究所(2016年2月25日発表)

 (国)防災科学技術研究所は2月25日、同研究所が研究を進めている「自治体向け災害情報利活用システム(官民協働危機管理グラウンドシステム)」が宮崎県小林市で正式に採用されることになったと発表した。平成28年度から運用を始める。全国初の採用。

 このシステムは、広域的支援を実現するために必要な防災情報を、防災関係機関や地域住民などさまざまな関係者に地図と表で円滑に素早く情報共有することを目的に同研究所が開発した。

 画面上で災害応急対応業務をタブ形式で分類し、それら業務の処理手順をメニューボタンとして表示していて、自治体職員の円滑な災害対応を支援できる。また、災害情報や対応情報を表だけでなく、地図情報としての表示もできるなど、視覚的な情報共有もできるという。

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