高エネルギー加速器研究機構と（独）日本原子力研究開発機構が共同で運営するJ-PARCセンターは、7月12日午後2時から、つくば市（茨城）竹園のつくば国際会議場でJ-PARC市民講座「宇宙の不思議を科学する」を開催する。ゲストは、ミュンヘン工科大学のウルリッヒ・ウォルター教授。同教授は、中性子の研究で博士号をとり、その後ドイツの宇宙飛行士第1号となった人で、「アインシュタインと宇宙を旅する ～宇宙飛行士は宇宙で年を取らない～」をテーマに宇宙空間の不思議について講演する。続いて高エネルギー加速器研究機構の素粒子原子核研究所の多田将・助教が、「陽子を加速して宇宙の謎に迫れ！」のテーマでJ-PARC（大強度陽子加速器施設）の進めている科学研究の魅力について語る。参加は無料。定員250人。先着順。申し込みは、氏名・連絡先（メールアドレスまたは電話番号）を記入してJ-PARC 広報セクションへEメールまたはFAX（029-282-5996）で。問い合わせは同セクション（TEL029-284-3587）へ。