研究者が「日本森林学会賞」を受賞
:森林総合研究所(2014年5月28日発表)

 (独)森林総合研究所は5月28日、同研究所の研究者が平成26年の「日本森林学会賞」を受賞したと発表した。

 受賞したのは、森林植生研究領域の正木隆研究領域長。「日本森林学会誌」の第94巻(2012年)に掲載された同氏の研究論文「広葉樹の天然更新完了基準に関する一考察 ―苗場山ブナ天然更新試験地のデータから―」が受賞の対象。

 この論文は、ブナの天然更新の長期データから、確実な天然更新に必要な初期の基準を具体的にかつ定量的に示したもので、現在、現場で運用されている天然更新完了基準では天然更新の成功確率が低いことを指摘した点が高く評価された。

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