（独）土木研究所は5月27日、つくば市（茨城）にある同研究所構造物メンテナンス研究センターの任期付きの「主任研究員」を1人公募すると発表した。
日本国内で新設されるコンクリート橋は、ほとんどが「プレストレスト・コンクリート（PC）橋」になっている。土木研の同研究センターは、そのPC橋の落下などの重大事故を防止するため、損傷を受けた橋梁の耐荷性能評価手法の研究や、その評価を行うのに必要な調査手法や検査・計測技術の研究に取り組んでいる。
今回募集するのは、その中核となり得る高い専門性と資質を持った研究者で、コンクリート橋の設計・施工・維持管理の実務経験が12年程度以上あることが応募の条件。任期は、2年間。着任は、8月1日以降のできるだけ早い時期。
応募には、①履歴書、②業績書、③卒業証明書（最終学歴）、④成績証明書（最終学歴）、⑤研究論文リストと代表論文3編、⑥抱負（2,000字以内）、の提出が必要。応募の締め切りは、6月27日午後5時。
選考は、書類審査（1次）と面接（2次）により行い、「知識・研究経験、研究目的の理解度、研究意欲に最も優れた者を選考する」と同研究所はいっている。面接は、7月上旬頃、同研究所のつくば中央研究所（つくば市南原1‐6）で行う。
応募書類の提出は、書留で封筒に「任期付研究員応募書類在中」と明記して「〒305‐8516 つくば市南原1‐6 （独）土木研究所 企画部研究企画課 高橋」へ。問い合わせは、TEL029‐879‐6751へ。
