中央農研が市民講座「食物繊維を多く含む大麦品種」開催

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センターは12月14日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「食物繊維を多く含む大麦品種」を開催する。講師は、農研機構作物研究所麦研究領域・柳沢貴司上席研究員。大麦は、ビールや焼酎、麦茶、麦飯などに利用され、他の穀物より食物繊維を多く含み、食物繊維のβ-グルカンは、血中コレステロール低下や血糖値上昇抑制などの機能が報告されている。大麦には「もち性」の品種もあり、β-グルカンを多く含んでいる。今回の市民講座は、こうした食物繊維を多く含む大麦の品種を紹介する。参加は無料。定員70人。事前申し込みは不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。