開発途上国からの研修生受け入れが50周年迎える
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は8月26日、開発途上国から研修生を受け入れ始めて、今年で50周年を迎え、これまでに受け入れてきた研修生が延べ80ヵ国、552人になった、と発表した。
 同院が(独)国際協力機構(JICA)主催の集団研修に協力して開発途上国から測量技術に関する全般的な知識の習得を目的とする研修生の受け入れを開始したのは、1963年。その後、マネジメント関連の科目を強化するなど、開発途上国のニーズ・要望に応じながら受け入れを続け、その研修生が、ネパールでは国の土地改革管理省の測量局長に、ケニアではケニア測量地図学院の校長になるなど、それぞれ母国で活躍を続けている。
 今年度も4カ月間の「国家測量事業計画・管理」コースが8月22日から、つくば市(茨城)の同院でスタートしており、開発途上各国から8人が参加している。

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